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採り立てのアスパラは柔らかくて極旨です!


アスパラガスは苗を植え付けてから、
1年目、2年目は収穫をせず、株を生長させます。

しかし、3年目の春からは収穫でき、
その後は10年ほど収穫が可能です。

2年目の苗を購入して植え付けることで、
時間を短縮することができます。

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.長期間収穫するため、はじめに深く元肥を施します
2.毎年、冬には枯れた茎葉を刈り取ります
3.10年位で株が疲れてくるので、一度掘り起こし、植え替えます 



アスパラガスで私たちが食べている部分は、
春先に土から顔を出す芽の部分で、
ちょうど竹の新芽であるタケノコを食べるのに似ています。

グリーンタワー、スーパーウェルカム、シャワーなどの品種があります。


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見て惚れ惚れ、食べてビックリです


■栽培管理

アスパラガスは定植した場所で長期間栽培することになるので、
はじめの植え付けが大切です。

・植え付け
アスパラガスは苗を植え付けてから、
1年目、2年目は収穫をせず、株を生長させますが、
2年目の苗を購入して植え付ける事で、時間を短縮できます。

苗は、秋ごろから売られ始めます。

1u当たり3kgの堆肥をすき込んで、耕します。
畝を立てる部分に、幅40〜50cm、深さ30cmの溝を掘り、
堆肥、ナタネ粕の順にいれ、埋め戻します。

アスパラガスは一度植え付けると10年ほど収穫できるため、
はじめに深く元肥を施しておくのがポイントです。

株間50cmで植え付けたら、伸びてきた茎が倒れないよう、
囲むように支柱を立て、ヒモで囲います。

・追肥と土寄せ
1ヶ月に1度、株間にぼかし肥か鶏ふんを一掴み施し、
土寄せを行います。

・冬越し
12月頃、茎葉がすっかり枯れたら、枯れた茎葉を刈り取ります。

根のまわりに、ひとまわり大きめの溝を掘り、
ぼかし肥か鶏ふんを施しておきます。

◎ホワイトアスパラガスの作り方
実は、一般的な緑色のアスパラガスと、ホワイトアスパラガスは、
栽培方法が異なるだけで、全く同じ品種です。

ホワイトアスパラガスに育てるには、新芽に日光があたらないように、
やわらかい土を20〜30cmほどかぶせて育てます。


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アスパラの葉もきれいです


■収穫

3年目の春から収穫できます。
若い芽を根元で切って収穫します。

芽を採りつくすと翌年の生長に支障をきたすため、
3週間ほど収穫を楽しんだら、収穫を終え、
翌年に備えるのが良いでしょう。


■病害虫

ジュウシホシクビナガハムシはアスパラガスを食害します。
見つけ次第取り除きます。

病気は特に心配はありません。

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