
採り立てのアスパラは柔らかくて極旨です!
アスパラガスは苗を植え付けてから、
1年目、2年目は収穫をせず、株を生長させます。
しかし、3年目の春からは収穫でき、
その後は10年ほど収穫が可能です。
2年目の苗を購入して植え付けることで、
時間を短縮することができます。

1.長期間収穫するため、はじめに深く元肥を施します
2.毎年、冬には枯れた茎葉を刈り取ります
3.10年位で株が疲れてくるので、一度掘り起こし、植え替えます
アスパラガスで私たちが食べている部分は、
春先に土から顔を出す芽の部分で、
ちょうど竹の新芽であるタケノコを食べるのに似ています。
グリーンタワー、スーパーウェルカム、シャワーなどの品種があります。

見て惚れ惚れ、食べてビックリです
■栽培管理
アスパラガスは定植した場所で長期間栽培することになるので、
はじめの植え付けが大切です。
・植え付け
アスパラガスは苗を植え付けてから、
1年目、2年目は収穫をせず、株を生長させますが、
2年目の苗を購入して植え付ける事で、時間を短縮できます。
苗は、秋ごろから売られ始めます。
1u当たり3kgの堆肥をすき込んで、耕します。
畝を立てる部分に、幅40〜50cm、深さ30cmの溝を掘り、
堆肥、ナタネ粕の順にいれ、埋め戻します。
アスパラガスは一度植え付けると10年ほど収穫できるため、
はじめに深く元肥を施しておくのがポイントです。
株間50cmで植え付けたら、伸びてきた茎が倒れないよう、
囲むように支柱を立て、ヒモで囲います。
・追肥と土寄せ
1ヶ月に1度、株間にぼかし肥か鶏ふんを一掴み施し、
土寄せを行います。
・冬越し
12月頃、茎葉がすっかり枯れたら、枯れた茎葉を刈り取ります。
根のまわりに、ひとまわり大きめの溝を掘り、
ぼかし肥か鶏ふんを施しておきます。
◎ホワイトアスパラガスの作り方
実は、一般的な緑色のアスパラガスと、ホワイトアスパラガスは、
栽培方法が異なるだけで、全く同じ品種です。
ホワイトアスパラガスに育てるには、新芽に日光があたらないように、
やわらかい土を20〜30cmほどかぶせて育てます。

アスパラの葉もきれいです
■収穫
3年目の春から収穫できます。
若い芽を根元で切って収穫します。
芽を採りつくすと翌年の生長に支障をきたすため、
3週間ほど収穫を楽しんだら、収穫を終え、
翌年に備えるのが良いでしょう。
■病害虫
ジュウシホシクビナガハムシはアスパラガスを食害します。
見つけ次第取り除きます。
病気は特に心配はありません。