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ヒマワリ、真夏にとても元気そうです


ヒマワリの属名ヘリアンツスは、ギリシャ語helics「太陽」と
anthos「花」という意味を持つ2つの言葉からきています。
和名のひまわりは、日回りと表記されるように、
太陽を追いかけるように咲くところから名前がつけられました。

原産地は北アメリカのテキサスやカルフォニアです。
夏を代表する花のひとつで耐暑性は強いですが、耐寒性は弱いです。
日本には江戸時代の17世紀ぐらいに入ってきたと言われています。

ヒマワリと聞くと「2m以上の背丈に伸びて夏に咲く黄色い花」の
イメージが強いですが、品種改良によって10cmぐらいの鉢植えに
適した種類もあります。


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ヒマワリ、芽生え


ヒマワリタネまきコツは?

ヒマワリは、直根性なので移植が苦手で、発芽温度に敏感です。

1.タネはできるだけ直まきする
ヒマワリは移植を好まず、大きくなりすぎた苗は根付かず、
枯れてしまったり、生長できないケースが多いです。

出来ればタネをまく時に植える場所をよく考え、
直まきにするのが、一番確実な方法です。

ポット育苗をする場合は、下記の5番目の項目をご覧ください。
5.ポットで苗を育てる場合には?

2.庭へ直まきするコツ

大輪種は60cmぐらい、矮性種は50cmぐらいの間隔をあけて、
1cmぐらいの穴を掘り、1か所に3粒ぐらいの点まきをします。

高さ1cmぐらい土をかぶせ、手のひらで軽く押さえます。
本葉が4枚ぐらい育ったら、元気がよい株を一本だけ残し他は間引きます。

3.タネをまく時期に注意する
タネをまいてもよい時期は4月〜6月と長期間にわたります。
しかし、大きな花を咲かせたい場合は、適期は4月下旬〜5月上旬です。
発芽適温は22℃ぐらいとやや高いので、早くまいても芽が出ません。

4.植え場所と土質選びのコツ
ヒマワリは日当たりと、水はけのよい場所を好みます。
水は土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。

土質はあまり乾燥する土地は好みません。
庭などは、深さ30〜40pほど耕し、根が張りやすいようにします。

やせ地に植える場合は、堆肥や腐葉土、
少量のゆっくり効く粒状肥料を混ぜ込んでおきます。

5.ポットで苗を育てる場合には?
直まきが難しく、ポットで苗を育てる時は、
本葉が4枚ほど生長した頃に根鉢を崩さないよう、
細心の注意をしながら目的の場所に植え替えます。

圧縮ピートモス製のジフィーポットを使うと、
ポットごと植え替えが出来るので、
移植が苦手なヒマワリには適しています。
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