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クレマチスは、別名カザグルマ、テッセンとも呼ばれている
キンポウゲ科、つる性の花木です。

北半球から温帯に多く分布し、世界では300種ぐらいあります。
日本では20種類ぐらい自生します。

ヨーロッパではつるバラと並んで壁面を飾って鑑賞を楽しむ
代表的な花木です。

「草」扱いと「木」扱いの種類に分けることができます。、
また常緑性を落葉性があるといったように園芸品種によって
姿かたちはもちろん、生育サイクルなどが細かく違ってきます。


クレマチス咲かない理由は?


とくに鉢植えの場合、下記の理由に注意します。

1.植え替え時期のタイミングが良くない
新芽が伸び始めてから植え替えは遅すぎます。
理由は根や芽を傷めてしまうからです。

特にラヌギノーサ系など旧い枝に花芽がつくタイプの品種は、
秋に準備された花芽が傷ついて、花つきが悪くなってしまいます。

植え替えに適した時期は葉っぱが落ちた休眠期で、
12月〜3月の間に行います。

クレマチスはもともと移植を苦手としている植物なので、
根鉢を崩さないように注意します。

2.酸性土壌に栽培している
クレマチスは水はけがよく、有機質に富み、
水もちのよい土を好みます。

赤玉土5:腐葉土3:バーミキュライト2の割合の
混合土を使って育てます。
鹿沼土など酸性の強いものは適していません。

3.肥料の種類と与える時期に注意する
クレマチスは肥料を好む植物です。
肥料は春から秋の生育期に
液体肥料を月に2回ぐらい1000倍に薄めた液体肥料を与えます。

しかし真夏は暑さで根の動きが弱るケースもあるので、
いったん中止して涼しくなってきたら再び与えます。

また2月の寒肥、花が終わった5月、9月の年3回、
油かすに骨粉を混ぜたものか、乾燥鶏ふんを与えます。
特に2月の寒肥は、初期の生育の良さにつながるので忘れないようにします。

■クレマチスのわかりやすい育て方
・クレマチスの苗が枯れる理由は?
・クレマチスを増やす方法は?
・クレマチスの剪定方法は?
・クレマチスの育て方
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