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クレマチスの名前の由来は、
つる、まきひげを意味するギリシャ語からきています。

日本原産のカザグルマ、中国原産のテッセンなどが
欧米に渡り、品種改良が進み人気が高い植物のひとつになりました。

日当たりをとても好み、日当たりの悪い場所では
成長も遅く、花つきも悪くなります。

しかし強い日差しの直射日光には弱いので、
西日の当らない北側に置くか、
日よけを使って風通しをよくします。


クレマチス増やす方法

クレマチスは挿し木、株分け、取り木などでふやすことが可能です。

1.挿し木の時期と方法
挿し木は生育期間中の5月〜8月が適しています。
元気がよい新しい梢を選び、3節ぐらいをつけ、
葉は各2枚ぐらい残し、下の節は切り取ります。

節の上は1.5cmぐらいで切り、挿し穂を作ります。
葉と葉が重ならないように挿し、
日当たりのよい場所に置きます。

水もち、水はけのよいパーライトの土が適しています。
土が乾燥しないよう半日陰の場所で管理します。

2.株分けの時期と方法
株分けは2月ぐらいが適しています。
現在の鉢よりも1〜2回り大きな鉢に、
根を崩さずに植え替えるのが基本です。

しかし育ちすぎた場合は根洗いが必要です。
まず土をざっと落とし、ホースの水を流しながら
根を丁寧にゆっくりとほぐしていきます。

植え替えた後は水やりを忘れないようにし、
液体肥料を与えて根の発育を促し、様子をみます。

3.取り木の時期と方法
取り木も挿し木と同じで、生育期間中の5月〜8月が適しています。
つるを地面に倒し、根を出したい場所に土をかけます。

年内中に地面に埋まった節から根が生えるので、
翌年2月ぐらいに切り離します。
3つの増やし方の中では、一番手間がかかる方法です。