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クレマチスにはいろいろな品種があります


クレマチスは5月〜10月にかけて、
見事な花を咲かせるつる性の花木です。

欧米ではつるバラと同様に壁面を飾って、
観賞を楽しめる代表的な花です。

別名テッセンとも呼ばれ、世界では約300種類分布しており、
日本では約20種類が自生しています。

日当たりが悪いと花のつき方が悪くなるので、
十分に日があたる場所で育てるようにします。


クレマチス枯れる理由は?

1.挿し木の移植が早すぎた
クレマチスは1年生の小苗時は、
乾燥に弱いので庭に植えるにはまだ早すぎます。

庭に植える場合は2年生以上で、
根がしっかりと生えた苗を植えます。

1年生苗を選んだ時は鉢で1年間育てた後、
翌年庭植えに移すようにします。

苗を選ぶ時はポットの鉢底から根が飛び出しているような、
根張りがよく、枝葉もしっかりしたものを入手します。

2.植え場所の日当たりと土質の問題
クレマチスは日当たりのよい場所を好みますが、
乾燥を嫌うので、土が乾いたら水を忘れないように与えます。

夏の直射日光には弱いので、日よけを作ったり、
風通しが良くして涼しくなるよう工夫します。

また酸性の強い土はクレマチスはよく育ちません。
有機質に富んで、水もちがよい土を好みます。
場所によっては石灰をまいておきます。

鉢植えで栽培する時は、赤玉土5:腐葉土3:
バーミキュライト2の割合で混ぜた土で育てます。

3.苗の植え方が深植え過ぎる
植え付けに適した時期は、新芽が動き出す前の2月〜3月で
立ち枯れ病を防ぐために、1〜2節を土中に埋め、
根鉢を崩さず支柱を立てて、深植えにします。

このように植えておくと、もし立ち枯れ病にかかった時、
地上部が枯れてしまっても、土の中の芽が伸びて生長します。

■クレマチスのわかりやすい育て方
・クレマチスを増やす方法は?
・クレマチスの花が咲かない理由は?
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・クレマチスの育て方