ジニアの花畑
ジニアはメキシコ原産の一年草です。
同属植物は20種近くありますが、日本ものは全て一年草です。
日本には江戸時代末期に入ってきた歴史があります。しかし
品種改良が盛んになったのは戦後になってからです。
昔は仏花として愛用されてきました。しかし、
品種改良により花の色や姿がバリエーション豊富なので、
現代では花壇や鉢植えとしても利用が可能です。
ジニアの花の咲き方には、八重咲キ、ダリア咲き、
ポンポン咲き、アネモネ咲きなど様々な種類があります。
ジニアのピンクも愛らしいです
■ジニアを病気にしないために連作、密植を避ける
ジニアは特に連作を嫌います。
連作をするとウドンコ病、立ち枯れ病などにかかりやすくなります。
そのため毎年植える場所を変える必要があります。
また、植える間隔も密にせず、風通しを良くしてあげます。
一般家庭の花壇ではスペースが狭いため、
場所を変えて植えつけることは難しいですね。
花壇の土をイオン抗菌剤配合してある、
有機培養土などに入れ替えることが出来れば理想的です。
しかし土の総入れ替えは大変な作業になるので、
花壇で楽しんだ翌年はコンテナで楽しみ、
4〜5年おいて、また花壇で育てるなど工夫すると良いです。