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バーベナ ピンクパフェは横に広がるタイプの宿根草で人気です


バーベナは北・南アメリカ大陸が原産地です。
アジアやヨーロッパなどに約200種が分布しています。

開花時期は5月〜10月と種類によって咲く時期が変わります。
花色は白をはじめ、紫、赤、青紫、紅紫、ピンクなど
赤系統の色が多いです。

日当たりと水はけの良い場所を好み、
風通しの悪い場所だと下葉が落ちて枯れる場合があります。

草丈は15cm〜30cmの小柄なものはグランドカバーに、
バーベナ・ポナリエンシス別名三尺バーベナのように
背丈が高い品種は切り花などにも利用されています。


バーベナ花つき良くするには?


花手毬、ボナリエンシスなどは、
宿根バーベナの品種で多年草タイプです。
宿根草タイプの方が強健で花つきもよいです。

バーベナは丈夫で育てやすい草花ですが、
花つきを良くするには、次の2点に注意します。

1.切り戻す時の注意事項
バーベナは生長した茎の先に花が開きます。
どうしても中心部の花立ちが悪くなります。

見た目も寂しくなるので伸びすぎた茎を、
半分ぐらいの長さに短く切り詰めます。
わき芽が伸びてきて、中心部にも花が咲くようになります。

時期は夏の終わりが適しており、秋を迎える頃には、
バランスよい草姿に生長しています。

2.肥料と水やりの注意事項
切り戻した時の注意点は徒長を避けるため、
窒素分の多い肥料は避けます。

リン酸、カリ分を多く含んだ肥料を株元に与えます。
水やりは土の表面が乾いている時に与えます。
多湿は嫌うので、じめじめとした土にならないよう管理します。