
ニチニチソウの名前の由来は、
毎日花をずっと咲かし続けると頃から呼ばれている説があります。
以前はツルニチニチソウ(ピンカ)属に分類されていたので
現在でもピンカと呼ばれることもあります。
本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、
原産地がマダガスカルなど暖かい地域から渡来した草花です。
日本では霜が降りる頃、枯れてしまうので1年草扱いをしています。
抗ガン作用としてピンクリスチンなどのアルカロイドを
植物体に含んでいるため、薬草としても使われています。
■ニチニチソウのタネまきのコツ
1.温度が上昇してからタネをまく
ニチニチソウの発芽気温は20℃〜25℃と高いです。
4月でもまだ早いぐらいです。
栽培する地域にもよりますが慌てず、
ゴールデンウィーク明けの5月上旬の方が適しています。
2.タネのまき方
ピートバンや用土を入れた平鉢や箱に、
タネが重ならないようにバラまきします。
タネは光を嫌うため、しっかりと5mmほど土をかぶせ、
表土が乾いたら水を十分に与えるのがコツです。
水やりでタネが流れないように、霧吹きで水やりするのも良いです。
発芽するまで約10日間かかりますが、温度を保つようにします。
3.鉢上げと定植
本葉が5枚ぐらいになったら、3号ポットに移します。
直根性の植物で移植を嫌う性質を持っていますが、
幼い苗の時期は大丈夫です。根を傷めないよう注意します。
本葉が10枚ぐらいに育ったら、20〜30cmほど間をあけて定植させ、
芽をつんでわき芽から枝が生長するように栽培します。
カテゴリ