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ダリア、元気いっぱいの黄色です


ダリアはキク科の草花です。
7月〜10月に花が咲き、鉢植えやコンテナで栽培できます。

ダリアの名前の由来は、分類学者リンネの弟子、
ダール(A Dhal)の名前を記念して呼ばれている説があります。

原産地はメキシコ・中南米です。
日本には1842年(天保13年)に、
オランダ人から渡来した記録が残っています。

背丈は30cmぐらいから2mぐらいに生長するものまで幅広く、
花色や花形もバリエーションに富んでいるので、
用途に応じて様々な楽しみ方ができます。


ダリア花後管理方法は?

1.茎の切り戻しをする
ダリアの小輪の矮性種は多花性です。
しかし手入れをせずに放置しておくと、
頻繁に花が咲かないようになってしまいます。

1番花が咲き終わったタイミングで、
花の下の2節下を切り戻し、
わき枝を伸ばして2番花を咲かせます。

2.2番花後の切り戻しと増し土
2番花が咲き終わる頃には草姿も乱れ、
夏の暑さで株も疲れてきます。

茎を根元から3節ほど残し、
後は思い切って短く切り戻し、株を休ませます。

また根も鉢一杯に伸びて詰まってくるので、
根鉢を崩さずに一回り大きな鉢に植え替えるか、
増し土を行います。

追肥として化成肥料を与えると、
秋に勢いがあるわき枝が伸び、秋花を楽しむことが可能になります。

3.球根の堀り上げと管理方法
ダリアの地上部が枯れてきたら、
霜が降りる前に球根を掘り上げます。

球根に傷がつかないように、
とくにクラウン(茎の根元)を折らないように注意し、
もみがらや湿ったビートモスなどと一緒に、
ビニール袋に入れておきます。

時々霧吹きで乾かないようにしながら、
日の当たらない5℃ぐらいの風通しの良い場所で、
春まで貯蔵しておきます。
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