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緑のカーテンが人気です


ゴーヤ(ニガウリ)は緑のカーテンの素材として、
近年、たいへん人気を集めています。

きれいなカーテンにするには、親づるの先端を摘芯し、
わき芽をネットなどに誘引し、横へ伸ばしていくと、
まんべんなく一面に広がります。

最初だけひもで誘引してあげれば、あとは自然に
這い上がって、隙間なく葉が茂ってくれます。


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ゴーヤの発芽


ゴーヤ発芽しない理由は?

ゴーヤは発芽するまでに10日以上かかるため、
2週間くらい待ってみましょう。


それでも発芽しないようでしたら、
まいたところを、そっと掘ってタネの様子を確認し、
芽が出る様子がなければ、まきなおしましょう。

芽が出ない原因としては、地温不足が考えられます。
ゴーヤの発芽適温は28〜30℃と高いので、
十分に地温が上がってからタネをまき、
ビニールトンネルなどで保温する必要があります。

タネまき適期は、温暖地で3月中旬〜4月中旬、
中間地で4月上旬〜中旬、
寒冷地で4月下旬〜5月上旬です。

心配な場合は、ポリポットなどにタネをまき、
暖かい場所で発芽、育苗するとよいでしょう。


また、ゴーヤのタネは硬実種子といって果皮が硬いため、
発芽するまでに時間がかかります。

タネの先端をニッパーなどで軽く傷つけ、
ぬるま湯に4時間程度つけてからタネをまくと、 

発芽が早まり発芽率もよくなります。

どうしても発芽できない時は、苗を求めましょう。