フクシア、愛らしい形です
フクシアはアカバナ科で常緑低木です。
原産地は、メキシコからアルゼンチン、西インド諸島など、
約100種類分布しており、主にアンデスの山間部が多いです。
フクシアの名前の由来は、ドイツの医師で植物学者の、
ネオナルド・フクスから呼ばれている説があります。
別名はツリウキソウ、ホクシア、
英語では「レディー・イヤー・ドロップス」とも呼ばれています。
つぼみは丸いくす玉状です。
花が開くとイヤリングのようにに垂れ下がり、
枝もやわらかく愛らしく垂れ下がるので、
ハンキング仕立てにも適しています。
フクシアの八重
■フクシアの夏越しの栽培管理は?
フクシアはアンデス山間部を原産地としています。
種類によって多少の違いはありますが、
基本は冬の厳しい寒さと夏の高温多湿は弱い性質です。
耐寒性はあるので、日当たりのよい窓辺に置けば、
特に問題はありません。
一番気をつけなければいけないのは夏越しの方法です。
1.枝を短く切り詰める
梅雨が明ける前の生長期に枝を短く切り詰めます。
この作業を行うことで、根の負担を軽くします。
2.挿し木で小苗を作る
古い株が夏を越すのは難しいので、
5月ごろ挿し木で小苗を作ります。
バーミキュライトの挿し床に挿し、
3週間ぐらいで根が生えてきます。
挿し木自体は、簡単につきます。
古い株よりも若い苗の方が生育する力が強いので、
真夏の暑さを乗りきりやすいです。
3.涼しい場所で管理する
暑さに負けないよう夏の間は、
半日陰で風通しのよい涼しい場所で栽培します。
ハンキングは鉢植えよりも通気性が良く、
風通しも良いので根が蒸れず、夏に適した栽培方法です。
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