nouyakusanpu.jpg
農薬散布のときは皮膚が露出しないようにしましょう


植物を害虫や病気から守るために農薬をまくとき、
最小の量と回数で最大の効果をあげるためには、
散布するタイミングが重要になってきます。

害虫は、見つけ次第捕殺するか、
広範囲の場合、薬剤をすぐにまいて駆除します。

病気は発生してしまうと被害を受けた部分を、
取り除くしか方法がありません。
殺菌剤は発生初期、あるいは発生しそうな時期に、
予防対策として散布するのが理想です。


■農薬の薄め方

殺虫剤や殺菌剤の希釈は専用カップを決めておくと安心です。
計量カップ、スプーン、スポイトがあると便利です。

液剤を散布する時に大切なことは、
既定の希釈倍率を守って散布することです。

薄すぎても濃すぎても薬の効果を生かしきれません。
特に濃すぎる液剤を与えてしまうと、
肝心の植物がダメージを受けてしまう可能性があります。

1000倍液を作る場合、原液1ccに対して水を999ml加え、
よくかき混ぜます。

薬剤は一度水で薄めてしまうと保存ができません。
前もって無駄にならないような必要量を考え、
説明書やラベルに記載している使用濃度を守って作ります。


■混合散布の注意点

何度もまめに薬剤を散布するのは大変なので、
殺虫剤と殺菌剤を混合散布するのも合理的な方法です。

ただし、お互い混ぜ合わすことが出来ない薬もあるので、
説明書をよく読んでから作ります。

混合薬剤を作る時に勘違いしやすいのが希釈倍率です。
殺虫剤と殺菌剤をどちらも1000倍で使う場合、
正しい薄め方は殺虫剤の原液1ccと殺菌剤の原液1ccをあわせ、
998mlの水を加えます。

1000倍に薄めた殺虫剤と1000倍に薄めた殺菌剤を、
それぞれ1リットルずつをまぜ合わせてしまうと、
2000倍の希釈液になってしまうので注意が必要です。


■農薬の散布方法

散布に適した天気は曇りの日で、
風が吹かない朝か夕方に行います。
特に夏の気温が高い季節は薬害が出やすいので注意します。

家庭用の農薬は毒性が低いとはいえ、
身体に触れたり、吸い込んだりしないように準備が大切です。
体調がすぐれない時や怪我をしている時は避けます。

皮膚が表に出ないよう長袖の洋服を着て、
ゴーグル、マスク、ゴム手袋、長靴なども、
忘れずに着用して散布します。

薬液は株の内部や葉の裏にもまんべんなくかかるよう、
棒などを使って上手く散布します。
散布作業が終わったら、手をよく洗い、洋服も洗濯しておきます。

薬剤散布をする際、周囲への配慮も大切です。
薬剤が飛んでしまう可能性のある場所に、
子供やペットなどはいませんか?

また市民農園など多くの人と隣り合った場所で栽培している場合は、
前もって一言断っておいた方が、お互い気持ちよく利用できます。
 カテゴリ
 タグ