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ポインセチア、挿し木でどんどん増えます
ポインセチアは真っ赤に色づいた苞葉が特徴的な
トウダイグサ科の常緑低木です。
クリスマスの季節にあわせて
園芸店はもちろんのこと街中を彩る鉢花のひとつです。
しかしもともとがメキシコが原産の熱帯性の植物なので、
日本の冬の気候は厳しく、冬場の管理には注意が必要です。
品種改良も色々されており、苞葉の色がクリーム、白、紫なものや、
苞葉の形が縮れたり、カールしたりするユニークなものも出回ってきました。
■ポインセチアの増やし方
ポインセチアは挿し木で増やすのが、手軽で一般的です。
1.挿し木で増やす方法
挿し木に適した時期は梅雨の季節です。
枝先の部分を7cm〜10cmぐらいの中長さに切り
上の葉は2〜4枚残し、下の葉はすべて取り除いて 挿し穂とします。
切り口から乳白色の樹液がでてきます。
これを放置したままだと発根しにくいので、
きれいに洗い流し、ピートモスを入れた鉢などに挿します。
水はけのよい用土に挿すと約1ヶ月ほどで発根します。
根が出たころに4号〜5号鉢に植え替えます。
8月ごろに一度切り戻し、わき芽を生長させるようにします。
2.種苗登録品種に注意しましょう
ポインセチアの多くの品種は種苗登録品種です。
種苗登録している品種は、種苗法により、
個人で勝手に苗をふやすことは禁じられています。
購入する際、ラベルに「種苗登録品種」と明記されているものは
苗を増やして販売することはできません。
自分の楽しみとしては、問題はないとされています。