
ブルーシクラメン、人気の品種です
シクラメンの名前の由来は、
ギリシャ語で回転する、丸いと言う意味を持つ
cycleが語源と言われている説があります。
球根が丸い、花茎がらせん状に丸くなる性質があるからなど、
理由には色々とあるようですが、、
はっきりしたことはわかっていないようです。
原産地は中近東、地中海沿岸です。
夏の暑さには弱いですが、
涼しい場所に置けば株は休眠せず、夏を越すことができます。
日本には明治時代に伝わってきました。
シクラメンは高温多湿な日本の気候が苦手なため、
様々な栽培方法が研究され、今に至っています。
また、近日の品種改良で、夏越しがしやすくなってきていますので、
葉組みなど簡単な手入れをすると、翌シーズンも楽しむことができます。

ミニシクラメン=ガーデンシクラメンも葉組みをすると美しく育ちます
■シクラメンの手入れ|花を中央に咲かせるコツ
シクラメンのつぼみは、伸びた葉柄のつけねにつきます。
そしてシクラメンの花は本来、四方八方に広がる咲き方をします。
園芸店で売られている状態のシクラメンは、
株の中心に花がそろって咲いてします。
そのため好きな方向にあちこち咲き始めると、
何となく落ち着かない草姿になります。
生産者がボリュームあるシクラメンを作るには
葉組みという作業をどれだけマメに行えるかに左右されます。
◎葉組みとは?
株の中心にある葉を外側に向けて、手で柔らかく押し広げたり引っ張り、
中心を空けて花芽に日光が直接当たるように行う作業です。
シクラメンの花茎は光の多い方向へ伸びる性質を持っています。
この性質を生かして花が中心部にまとまって咲くようになります。
草姿が乱れて気になってしまう時は、
月1回でもかまわないので葉組み作業を行いましょう。
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