
ライムイエロー(パーティドレス)、庭に映えます
クリスマスローズは原産地がヨーロッパ中部から西アジアで、
冬から早春の花壇を彩る草花です。
うつむくような花姿が日本人の奥ゆかしい好みとよく合い、
最近特に人気が出てきた多年草です。
クリスマスローズの品種の一つ、ニゲルが日本に渡ったのは、
明治初期だと言われています。
最初は観賞用ではなく、薬草として試しに栽培されたのが
クリスマスローズを植えたきっかけだと言われています。

クリスマスローズが庭に咲いていると豪華です
■クリスマスローズ 庭植えのコツは?
1.植え場所に注意する
クリスマスローズの仲間は、典型的な冬型植物です。
涼しくなった秋に活動をはじめ、翌春までが生長します。
高温の夏は生育を止めるため、
夏を涼しく過ごすための環境作りが大切です。
直射日光や西日の強い場所に植えてしまい土が乾いてしまうと、
クリスマスローズの株が体力を失い弱ってしまいます。
露地植えでは、陽射し・西日が直接当たらない場所を選ぶようにします。
また逆にあまり日が当たらない環境も、花つきが悪くなりますので、
落葉樹の下や軒下など陽射しのゆるい場所が良いです。
クリスマスローズは温度変化にも弱く泥はねも苦手です。
より良い環境を作ってあげましょう。

水はけの良い土とバーク堆肥
2.土が乾かないように準備する
夏、株元が乾くような場合に効果的な方法は、
わらや落ち葉でマルチングをします。
冬の乾燥時にも役立ちます。
用土は赤玉土(小粒)4:腐葉土3:軽石(小粒)3の割合で混ぜるなど、
水はけがよい土を用意します。
3.上手に越冬を
クリスマスローズの生育適温は5〜10℃くらいです。
冬季には、霜や凍結に注意しましょう。
夏と同様に、落ち葉やバーク堆肥等で保温します。
暑さよりも寒さには強いですが、
吹きっさらしの冷たい風が吹くような場所は避けます。
特に北関東の北風が強い場所は、日当たりが良いところを選びます。
逆に雪が積もる地域は、春まで覆われるので冬越しができます。
>>クリスマスローズの苗を各種見てみる
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