エラチオールベゴニア、花期が長く楽しめます
エラチオールベゴニアは、ベゴニア・ソコトラナと、
球根ベゴニアとの交配が元にできあがった品種です。
リーガースベゴニアの名前は、このエラチオールベゴニアをもとに、
旧西ドイツの育種家「オットー・リーガー」氏が育てた品種群が、
普及したことから使われるようになりました。
現代では両方の呼び名で流通していますが、
将来的には徐々にJFコード基準に合せて、
エラチオール・ベゴニアと呼ばれる傾向にあります。
真夏を除き、9月中旬〜6月下旬まで花を咲かせることが可能です。
バラ咲きのリーガースべゴニアは華やかな花姿から、
鉢花の女王として多くの愛好家を楽しませている草花です。
花色は、ピンク、レッド、オレンジ、イエロー、ホワイトなどがあります。
■エラチオール(リーガス)ベゴニアが咲かない理由
1.リーガースベゴニアは短日植物です
リーガースベゴニアは、短日植物の性質を持っています。
よって日長時間が14時間以下になると生育がストップし、
15時間以上になると花が咲かなくなります。
店頭に並んでいる鉢花の花が咲いているのは、
電灯の明かりなどを上手く利用し、
日長時間を調整しているからです。
家庭で栽培していると、5月末から6月にかけて、
どうしても花の数は減っていきます。
2.夏は株の再生を図りましょう
初夏の季節を迎えたら、花は一度あきらめます。
植え替えをするため戸外に出し、徒長枝を整理し、
株が元気に育つよう環境を整えます。
普段は日当たりのよい場所に置きますが、
真夏の7〜8月だけは涼しく夏を越すために、
明るい日陰で風通しのよい場所に移動させます。
3.肥料を与えて様子を見る
肥料は5月ごろ植え替える時に、
用土に緩効性化成肥料をまぜておきます。
また追肥として液体肥料も時々与えます。
このように夏を上手く越すと、
10月ごろに再び花を咲かせはじめます。
霜をさけるため10月下旬ごろになったら、
リーガースベゴニアを室内に取り込み、
窓ガラスごしの日当たりのよい暖かい場所で栽培します。
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