
シクラメン、きれいにまとまってほしいですね
シクラメンの原産地は地中海沿岸から中近東です。
開花時期は地域によって少し違いますが、
本州本土では11月〜翌春4月ぐらいまでです。
和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」と呼ばれています。
この名前の由来は、植物学者大久保三郎が
シクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン)を
日本語に訳したところから呼ばれています。
花色は赤、ラベンダー、ピンク、白、クリーム色など色彩豊かです。
最近ではフリンジ咲き、八重咲きなども登場してきました。

草姿が乱れてきたら、環境をみなおしてあげましょう
■シクラメンの形が悪くなる理由
・シクラメンの性質は?
シクラメンの原産地は元々地中海沿岸、
イスラエルからトルコにかけて原種が自生しています。
本来、3月下旬ごろ咲く春の花です。
それほど寒さに弱い草花ではありません。
冬に出回っている開花株は、
温室で促成栽培をしているものがほとんどです。
低温の環境には慣れていないことを知っておきましょう。
シクラメンは日本には、明治時代に伝わったと言われています。
日本の高温多湿の気候はシクラメンには適していないので、
今まで栽培方法には色々と工夫がされてきました。
野生種は関西地方の地域なら、冬でも戸外で越冬が可能です。
園芸種は野生種と比べて耐寒性がありません。

このくらい形が乱れても、手入れするときれいになります
・室温に注意する
暖房が強すぎると、シクラメンの葉や茎が伸びすぎて、
草姿の見栄えが悪くなる場合があります。
シクラメンを育てるのに適した環境は、
夜間の最低温度は10℃以上、日中は20℃前後です。
夜間が15℃以上、日中が25℃以上の室温で育てていると、
花茎や葉が生長しすぎて、だらしない姿になってしまう場合があります。
このままの状態で育てていると、花が咲かなくなるケースもあります。
室温管理を一度チェックしてみて下さい。
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