
クンシランはじょうずに株分けすると立派に育ちます
クンシランは3月〜4月に咲く豪華な花だけではなく、
ツヤが美しい濃い緑色の葉が特徴的な観葉植物です。
特に斑点が入った品種は希少価値があります。
株の寿命が長いので老若男女どんな人でも
育てる楽しみが多いため人気が高い球根植物です。
クンシランで一番出回っているのは、オレンジ色の花が咲く
クリビア・ミニアタ(ウケザキクンシラン)です。
最近では黄いろの花が咲く品種も入手しやすくなりました。
市場にあまり出回っていませんが、緑色の花を咲かせる品種もあります。

C)はなはな1166
■クンシランの株分け方法
1.大型の鉢で育てるのが理想的
クンシランは親株のそばから次々と子株ができます。
大きい株のまま育てていると花が咲く時は
数本の花茎が伸び、ゴージャスな花姿になります。
出来れば大きなサイズの鉢で、大きな株のまま育てると
クンシランを育てる醍醐味を味わえます。
しかし置き場所などの関係で小さくまとめるため、
一般家庭ではぱ株分けをしたいケースが大半です。

元気に育って花が楽しみです
2.株分けの方法は?
株分けに適した時期は、花が咲き終わり、
新しい芽が伸び出す前の4月ごろです。
作業手順はまず咲き終わった花茎をつけ根から切り取ります。
根が張っていると鉢から株を抜きにくいので、
鉢の周りをたたいてから作業をするとやりやすくなります。
次に根についている古い土を竹箸などを使って落とします。
これは株と株の分岐点をわかるようにするために行います。
親株と子株はよく切れるナイフを準備し、
根や茎をできるだけ傷まないように気をつけながら切ります。
子株には根が3本以上つくようにします。
切り終わった株は、根の量にあったサイズの鉢を用意し植え直します。
子株は根が少ないので、過湿にならないよう気をつけます。