
アマリリスはヒガンバナ科ヒッペアストルム属に分類されます。
ヒッペアストルムはギリシア語のヒッペオス(騎士)とアストロン(星)から
名前がつきましたが、由来がはっきりとしていません。
アマリリスはローマや古代ギリシャの詩に登場する
羊飼いアマリリスかな名前がついた説があります。
英名には、メキシカン・リリー、ナイトスター・リリー、
バルバドス・リリーなどと呼ばれています。
花のサイズは巨大なサイズから小さな子ぶりなものまで様々です。
咲き方も一重、八重咲きとあるので用途に合わせることができます。

■アマリリス 冬越しのコツ
1.水やりの注意点
アマリリスは10月中旬ごろになると、葉が黄色くなってきます。
これは休眠期に入るサインなので、水やりを少しずつ控えていきます。
そして10月末ごろ葉が完全に枯れてしまったら、
水やりを完全にストップします。
霜が降りる前に鉢の土が凍らないよう、
暖かい室内へ取り込みます。
2.球根の掘り上げ
鉢から球根を掘り上げて冬を越す方法もあります。
この場合は掘り上げる1週間前から水やりを控えます。
鉢から球根を掘り上げると葉と子供の球根がついています。
葉は取り除き、子供の球根は分けて大きな球根だけにします。
子供の球根は別の鉢に植えて栽培すると楽しみです。
アマリリスの根は冬の間も生きているので、
傷まないよう注意して保管します。
掘り上げた後は新聞紙などに包み、湿度を保ちます。
球根が凍る心配がない押し入れや天袋などの場所に保管し、
冬を越すようにします。