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リナリア、近くで見ても素敵です
リナリアはゴマノハグサ科の一年草です。
キンギョソウに似た小さな花を咲かせるので
和名はヒメキンギョソウと呼ばれています。
原産地は南アフリカ、ヨーロッパです。
寒さには比較的強い方ですが、
霜よけを準備すると安心して冬を越すことができます。
園芸用として一般的に広まっているのは、
「リナリアマロッカナ」と呼ばれている品種です。
水はけがよい場所なら、日なたでも半日陰でも
栽培が可能な植物です。
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群生させたりほかの春の花と育てるのもきれいです
■リナリアの上手な庭植え
1.リナリアの性質は?
リナリアは、自然環境に自生する野生の花として
よく利用されるほど、丈夫な花です。
花の形はキンギョソウにそっくりです。
繊細な花姿が風に吹かれると、
自然の美しさを際立ててくれる趣きがあります。
ただし、1株、2株と単体ではなく、
集合体で鑑賞することをおすすめします。
少数の株を鉢植えで栽培しても、
あまり見栄えがよくなりません。
2.広いスペースで群植がおすすめ
理想的な環境はリナリアのタネをたくさんまき、
広い空間に群植してみましょう。
リナリアは鉢植えよりもグランドカバーとして育てる方が、
この花の特徴を生かした栽培につながります。
また他の春の花と寄せ植えをしても上手くなじむため、
広く大勢の人から支持を受けています。
コンテナ栽培をおこなう時は、中心に何株かリナリアを植え、
周りに草丈の低いスイートアリッサムや
クリサンセマムなどを配置するとバランスがよい形に仕上がります。