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愛らしい花が魅力です


キンギョソウの原産地は南ヨーロッパ、北アフリカ、
そして地中海沿岸に分布しています。
耐寒性〜半耐寒性の性質を持っている一年草です。

キンギョソウは水はけがよく、日当たりのよい場所を好み、
酸性土は嫌います。

茎をまっすぐに伸ばし、先にたくさんの花を咲かせます。
草丈は矮性種で30cmぐらい、高性種で1mぐらいまで育ちます。

開花時期は4月中旬〜6月にかけてですが、 
品種を選び促成栽培をおこなうと、冬に花を楽しむことも可能です。


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春の花壇や庭に映えます


■キンギョソウが育たない理由は?

1.水はけが悪かった場合
まず考えられる原因の一つが、水はけが悪かった場合です。
このケースは根が腐りやすく十分に育つ前に、
枯れてしまうことがあります。

2.根を傷めてしまった場合
また園芸店から購入した苗を植えつけた時に、
知らない間に根を傷めてしまうケースも考えられます。

特に矮性種の場合、生長する前の苗に花がついてしまい、
その後の生育が思うように進まないケースがあります。

3、病気にかかってしまった場合
下の葉が黄色くなってから、だんだん上の葉も症状が進むのは
萎凋病にかかってしまったシグナルです。

ナス科などの植物と連作するとかかりやすい病気です。
菌が土の中の根から入り込むため、一度かかってしまうと
防御する方法がありません。

4.肥料が足りない場合
窒素分やリン酸の栄養が不足すると、元気がなくなります。
キンギョソウは花の期間が長いので、
月1回ペースで緩効性化成肥料を追肥として与えます。

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