葉牡丹の寄せ植え、美しい色で花壇づくり楽しめます
葉牡丹(ハボタン)は、名前の通り、
牡丹の花に葉が似ていることから、名付けられた多年草です。
鑑賞時期は、11月上旬頃〜4月下旬頃までと、
比較的長い期間、そして彩りの少ない時期に楽しめるため、
冬の花壇や、鉢の寄せ植え、ハンギングバスケット、
クリスマスの寄せ植え、お正月飾りとして楽しめます。
そんな葉牡丹は実は、キャベツの仲間であるのを、ご存知でしょうか?
夏の間は、キャベツに良く似た緑色になりますが、
寒くなってくると、白、赤が混じり、色の移り変わりが楽しめます。

品種によって、色、葉の形がさまざまなのも素敵です
■葉牡丹 美しい色に育てるには?
1.葉牡丹の性質
葉牡丹の葉が色づくのは、寒くなる11月頃からになります。
そのため、入手できるのは10月頃からですが、
寒さに晒さないと、葉は綺麗に色づくことができません。
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緑色になった葉牡丹
2.葉色が緑色になる理由
入手直後に葉牡丹の葉の色が緑色になってしまった、
発色が良くない、色あせた色になってしまった、色づかないといった、
葉に関する栽培の方法に悩むかたが居ます。
これは、寒さに会わしていないからです。
暖かい環境で育ててしまうと、発色が悪くなり、
徐々に緑色に変わっていってしまうのです。
3.綺麗に色づけるために注意したいこと
1度、緑色になってしまった葉牡丹は、再び色づくことができません。
そのため、寒さに晒さなければ、本来の葉牡丹の葉の色味は楽しめません。
葉牡丹は10月頃から入手は出来ますが、11月頃までに、
しっかりと寒さに会う環境でなければ、本来の色鮮やかさを観賞できないです。
温暖な地域にお住まいのかたは、
11月中旬頃、鑑賞のタイミングで購入するのが失敗しないコツです。
4.更に綺麗に色付かせるには?
葉牡丹は、肥料が効いている時よりも、効いていない時の方が、
綺麗に発色することが分かっています。
ですので、10月以降、開花時期となる3月頃までは、
肥料を与えずに育てるのがポイントです。
冬の間に肥料を与えなければ、より綺麗に色づく葉牡丹が楽しめます。