葉牡丹とガーデンシクラメン、ツタ、ラセンイ、シロタエギク(ダスティーミラー)
葉牡丹だけでも清楚で綺麗です
葉牡丹(ハボタン)は、アブラナ科に属する多年草です。
近年は、寄せ植えに利用する草花の1つとして、とても人気が高く、
クリスマス時期からお正月にかけて、市場に出回ります。
たくさんの苗が一緒に植えられた、
お正月用の葉牡丹の寄せ植えも販売されます。
門松や、干支の飾りと一緒に寄せ植えされた葉牡丹は、
流行の「和モダン」仕様になり、洋室にも、和室にもマッチします。
近頃は、年末年始だけでなく、春に花を楽しみ、
花後に剪定して「踊り葉牡丹」を作るのも人気です。
花壇も楽しめます
■葉牡丹の寄せ植え
1.タネまき
大体、4号〜5号程度、小さめの鉢やポットに、
1穴2〜3粒、7〜8月頃タネをまきます。
寄せ植え用であれば、矮性種、小型種を選んだほうが良いでしょう。
小さめの鉢やポットに葉牡丹のタネをまけば、
出来上がりも小型ながら、ボリューミーな様子が楽しめます。
2.用土、肥料
土作りは、赤玉土(小粒)や、腐葉土を混ぜて使用します。
葉牡丹が発芽したあとは、液体肥料を、
週に1回ほど、水やりの代わりに与えます。
冬季に肥料を切ると、発色が良くなります。
3.植え替え
本葉3〜4枚で10〜15p間隔に植え替え、
できれば少しずつ大きめのポットに植え替えて、
本葉10枚くらいで定植します。
水切れになりやすい植物ですので、。
夏はとくに水不足にならないようしっかりと潅水をします。
お正月用に
4.正月のはな寄せ植えに
葉牡丹は、その花だけを見ると、洋風にも見えるのですが、
花の合わせ方や飾りを入れるだけで、和風にも良く合うのが特徴です。
門松や、みかん、しめ縄、干支の置物などと葉牡丹、
そして、小さめの花や、少々背丈のあるものと組み合わせると、
バランスがたいへん良くなり豪華になります。
葉牡丹の花もバラのように豪華なので、お正月用にも向いています
春先に咲く葉牡丹の花もかわいいです
5.葉牡丹の寄せ植えの応用
葉牡丹の寄せ植えは、正月だけではなく、春先まで楽しめます。
パンジーや、ビオラといった冬に強いの花との相性も良いですし、
クリスマス時期には、クリスマスカラーを彩りながら、
リボンや、ベル、実などのお飾りを付けてあげると一層、雰囲気が高まります。
また、クリスマスの定番のリース型や、ハンギングバスケットを利用して、
葉牡丹を楽しむ方法も、近年とても人気があります。