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水やりや施肥、毎日、心を込めて育てたスイカ
野菜や果物を育てる中でとても嬉しい瞬間は収穫のときですよね。
最高においしい状態で収穫したいものです。
しかし、スイカは最高の収穫時期を見極めるべく、
観察してみてもなかなか判断しづらいもの。
今回は、そのスイカの収穫適期の見極めかたのコツをご紹介します。
■スイカ 収穫時期は?
1.交配後の日数で判断する
収穫適期を判断する基本的な方法となります。
収穫適期は、交配後大玉品種で45日、小玉品種で35日経った頃です。
ですので、人口受粉した場合は受粉した日を覚えておく必要があります。
どんな方法でもよいですが、交配日を記録しておくようにしましょう。
雌花にラベルをぶらさげたり、
雌花付近に交配日を記した棒などを立てておくこともオススメです。
2.交配日が分からなかった場合は?
人口受粉の場合は交配日がはっきりとわかりますが、
ミツバチなどを触媒にした自然交配となると、
はっきりとした交配日の時期がわかりませんね。
気がついたら、もう小さな実がなっていたなんてこともあります。
そういう場合は、日数で判断することができませんので
外観からの判断となります。
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尻の部分がポイントです
◎外観から判断するときのポイント
・果実付近のまきヒゲが半分以上枯れている
・果実の肩の部分にハリがでている
・果実の尻の部分がへこんでいて、指で押すと弾力性が感じられる。
・地面につく地肌が濃い黄色になっている
・軽くたたいてみるとポンポンと濁った音がする
・果皮の色彩がやや光沢を帯び始める
・尻の周辺に細かいヒビが円を描いたようにでてくる
などです。「果実の肩」の部分とは「へたの周囲」のことです。
さらに「果実の尻」の部分とは「花どまりの部分」のことをいいます。
これらのいくつか、もしかしたらひとつでも兆候があれば、
収穫適期に入っていますのでサインを見逃さないようにしましょう。
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