
白っぽいポインセチアもクリスマスらしいです
[ポインセチア 植え替え] ■購入したポインセチアが黒ポットに入っていたのですが、
植え替えた方が良いですか?ポインセチアが店頭に並ぶ頃、ほぼ生育が止まっています。
プラスチックの鉢に植えられていることが多いのですが、
農家直売の店では、育苗中のような、
黒いポット、ポリポットに入っていることもあるでしょう。
どのようなものに植えられていたとしても、
すでに休眠に入っている株を植え替える必要はありません。
休眠しているため、根や地上部はほぼ動いていません。
そんな時に根の弱いポインセチアを植え替えをしてしまうと、
無駄に根を傷めてしまい、枯れる原因となります。
地上部の枝ぶりに対して、小さい鉢に植えられていることもありますが、
冬の間は植え替えは不要です。
黒ポットに入っていて、見栄えが悪いという場合は、
お気に入りの鉢カバーに、ポットごと入れましょう。
こうすれば植え替えの必要はありませんし、見た目もよくなります。
ポインセチアの鉢やポットが小さくても、
根がそれ以上大きく育つことはないので、問題ありません。
ただし、鉢やポットが小さい分、土の量が少ないことが多いです。
土の量が少ないということは、乾燥しやすいということです。
休眠している間でも葉が残っているポインセチアも、
葉を維持するための水分が必要です。
水切れを起こしてしまうと、葉がしおれて乾いてしまい、
ぽろぽろと葉が枝から落ちてしまいます。
必要最低限の水分量になるよう管理し、過湿や過乾燥は避けます。
水やりの目安を、土の乾燥具合ではなく、葉のしおれ具合にしておくと、
土の量が少なくても、水切れを防ぐことができます。

世話をすると来年も楽しめます
■購入したポインセチアを、次のシーズンも楽しみたいのですが、
植え替えは必要ですか?冬の間楽しんだポインセチアも、
春になれば生育期に入って、また新しい枝や葉を伸ばし始めます。
ポインセチアは多年草なので、何年も楽しむことが可能です。
春になって生育が始まったら、
植え替えをしてリフレッシュさせてあげましょう。
植え替えは、生育が始まった4月〜5月頃が適期です。
植え替えをする際、鉢を大きくする場合と、
鉢の大きさを変えない場合があります。
・鉢を大きくする鉢を大きくする場合は、それまで育てていた鉢よりも、
一回りか二回り大きい鉢を用意します。
植え替えの後に切り戻しも行うので、
必要以上に大きな鉢に植え替える必要はありません。
むしろ、必要以上に大きな鉢に植え替えると、
土が過湿気味になり、根が傷むことがあるので注意しましょう。
1.新しく用意した鉢の底に、鉢底石を敷きます。
2.新しい草花用の培養土を使って、古い鉢から抜いた株を植え付けます。
3.植え替えが終わったら、水をたっぷり与えておきましょう。
根鉢はほとんど崩さないようにします。
根鉢を崩すということは、根を傷めるということです。
根を傷めた分、回復に時間がかかって、株があまり大きくなりません。
鉢増しをするということは、株を大きくするということです。
根鉢を崩すとしても、表面の土を軽く落とす程度にとどめ、
根を傷めないように注意しましょう。
・鉢の大きさを変えないすでに大株に育っているものなどは、
あまり鉢のサイズを大きくしたくないですよね。
そんな時は、根を少し整理して植え替えをしましょう。
1.今までと同じサイズの鉢を用意します。
2.鉢の底に鉢底石を敷きます。
3.古い鉢から株を抜き、根鉢の半分くらいの土を丁寧に落とします。
4.露出した根の中で、色が悪く傷んでいる部分があったら、取り除きます。
5.根を三分の一くらい切り、少し短くして整理します。
6.新しい培養土を使って、鉢に植え付けます。
7.植え替えが終わったら、たっぷりと水を与えておきましょう。
鉢は新しく用意したものでも、
それまでの鉢でも、どちらでも構いません。
根鉢を崩す時、必要以上に根が傷まないよう、
作業は丁寧に優しく行いましょう。
根が傷ついている状態なので、
植え替え直後は、1週間〜2週間は、
半日陰くらいの場所で管理しましょう。
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- 2020-11-03

