バーベナはクマツヅラ科の植物で、
園芸品種では「一年草」と「宿根草」の2種類に分けられます。
バーベナの名前の由来は、バーベナ・オフィキナリス〔V. officinalis〕
に付けられた、古いラテン語名から呼ばれています。
原産地は北・南アメリカです。
世界には200種類ぐらい分布しています。
「一年草」タイプの代表種はヒブリダ、ビジョサクラなど、
「宿根草」タイプの代表種はボナリエンシス、宿根バーベナなどがあります。
■バーベナを長く咲かせる方法は?
1.暑さに強い品種を選ぶ
バーベナは「一年草」と「宿根草」と2種類ありますが、
「宿根草」タイプの方が比較的強健で育てやすいです。
バーベナの種類の一つビジョサクラは、
「一年草」タイプなので、寒さや暑さに弱いです。
また一ヶ月以上花を咲かし続けると、
その後は花が途切れる本来の性質を事前に知っておきます。
2.花がらをまめに摘む
花が咲いた後、タネを結ぶ時に花がらを
そのまま放置しておくと栄養分を取られてしまうので、
こまめに摘んで花を咲かせるよう環境を整えます。
3.タネまきを秋にする
また春にタネをまくと開花期が真夏にさしかかり、
暑さで株が疲れてしまいます。
9月ぐらいにタネをまき、冬を越した苗を3月ぐらいに定植します。
こうすると開花時期が4〜6月と高温になる前の季節になり、
花が途切れることなく長期間楽しむことが可能になります。