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自然落下のあとに摘果するとよいようです


「あまり実がならないのですが、
ヤマモモ栽培のコツがありますか?」

本サイトをご覧のかたからご質問をいただきました。
コツと栽培ポイントをご説明しますね。


ヤマモモは、独特の赤いツブツブの果皮をもつ果実です。
四国を中心として栽培されています。

収穫された実は日持ちがしませんので、
果実酒やジャムなどにして保存するのが良いです。

ヤマモモの果実は漢方名で「楊梅(ようばい)」といわれています。
胃腸の調子を整え消化作用をスムーズにしてくれる働きがあり、
滋養強壮、冷え性にも効果的です。

庭のシンボルツリーとしても人気が出ていますね。


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ヤマモモの新芽


■ヤマモモ栽培のコツは?

ヤマモモは根粒にチッ素固定ができる「フランキア」、
という放線菌の一種を共生させることができるため、
やせ地でも育ち、暑さに強い性質を持ちます。

一年中、美しい緑色をしているため、
緑化を目的とした地域や街路樹として適しています。
元気に育てて、実をたくさん収穫するにはコツがあります。

1.ヤマモモの育て方のポイント
・苗の浅植えは根が乾燥しやすく花芽が付きにくくなるので、
やや深く植えます。

・土はやや酸性土壌が適しています。

・成木になると乾燥や寒さにもある程度は耐えますが、
幼木の間(2m程度)は乾燥を嫌います。
幼木の間は朝方にたっぷりと水を与えましょう。

・日当りの良い場所を好みますが、西日は嫌います。
果実を着けるためには朝日が大切になりますので、
朝日が当たる場所に植えましょう。

・隔年結果を防ぐために、5月の生理落果後は摘果を行います。
葉5枚あたり1果が目安となります。

2.ヤマモモの用土
やせ地でも育ちますが、腐葉土など有機質の入った、
肥沃でやや粘度の高い土が適しています。

3.ヤマモモの肥料の与え方
ヤマモモは根に共生している根粒菌が栄養分を、
供給してくれるために基本的には肥料は必要ありません。

しかし、リン酸肥料、カリウム、油かす、
骨粉などを冬の間に少し与えるといいでしょう。

4.ヤマモモの水やり
地植えをした場合は、根が付いてしまえば、
特に水やりをする必要はありませんが、
根が付くまでは乾燥させないように注意しましょう。

5.かかりやすい病害虫
基本的には病害虫にもかかりにくいですが、
みの虫やコガネムシが付着する場合がありますので、
気が付いたら早めに取り除きましょう。

>>ヤマモモの剪定は?
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