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素晴らしい香りと大きな花が素敵です
6月になると楽しみなのが、ユリたちの開花です。
カサブランカは、たいへん豪華な花と芳香の強い、
オリエンタル・ハイブリット系の銘花です。
もともとは庭植え用に改良された品種です。
そのため暖かい地方で庭植えをしても、
球根を数年間維持できる、数少ないオリエンタル・ハイブリットです。
カサブランカの大輪の花を楽しむことは、それほど難しくありません。
カサブランカの特徴を知って栽培してみてください。

球根を購入したら早めに植えます
■カサブランカ 庭植えのコツは?
1.カサブランカの根の特徴
カサブランカの球根を浅く植えてしまうと、
よい花が咲かないケースがあります。
理由はカサブランカの根の張り方に特徴があるからです。
球根の下から伸びる太い根(下根)と
球根から生えた茎から出る細い根(上根)の2種類があります。
下根は主に地上部を支え、上根は主に球根を太らす働きがあります。
このため浅く植えてしまうと上根が十分に張ることができず、
翌年の芽がよく育たなくなってしまいます。
球根を植える時は、必ず深植えで栽培しましょう。
2.カサブランカが好む土壌
カサブランカは過湿を嫌います。
粒子が非常に細かい用土や、堆肥などの有機質が多く占める用土など、
水はけが悪いと、球根が腐りやすくなります。
また鉢に植える時に、大きくて浅いサイズは水はけが悪くなります。
6号鉢に1球根ぐらいが目安です。
3.カサブランカを植える場所
水はけがよく、涼しい半日陰の場所が理想的です。
落葉樹の下の木洩れ日の当たる明るい日陰で、
地面は草花で覆われて、球根が保護されている環境が育てやすいです。
■参考
・ユリの増やし方
・ユリ 鉢植えの花後の手入れのコツは?
・ユリの植え場所の選び方は?
・カサブランカを鉢植えで育てるコツは?
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